人は生まれてきたら、何かを成し遂げないといけないのでしょうか。
ぼやっとしてはいけないのでしょうか。
目標をもって、いまよりさらに高みを目指せ。
確かにそういう点もあるため、多くの人が努力して今の安全で便利な日々が得られたのです。
それは本当に素晴らしい人間の功績です。
でもそうし続けないと衰退するのでしょうか。
その答えは愛犬が教えてくれました。
字も読めないけど、いとおしくすり寄ってくるだけ。
何も考えず、そばにいるだけ。
何の財産もなく、無一文ではだかんぼうの無防備な犬
こちらに一ミリの疑いも持たず、心より信頼している姿
その姿に対応するようにこちらも、心から湧き出てくる愛する心。
それだけなのです。
次から次へと愛する心が泉の様に湧き出てくるのです。
愛する人を喜ばせたい。
愛する人に食べさせたい。
愛する人がやってることは気になる。
愛する人とずっと一緒にいたい。
だから人はいろいろやってみてるのですね。
それでうまくいったり、失敗したり。
それでいろんな世界が広がっていく。
広がっています。
成功した世界も失敗した世界も、形を残している場合は形跡が残っているのです。
その形跡は、良い形跡なのか、悪い形跡なのかの見極めが出来ていますか。
良い形跡はさらに良くなるように繋いできましょう。
悪い形跡は無くしてしまうか、より良い形に変えられないか、工夫してみましょう。
その決断は非常に難しく、ある程度脳がクリアなうちにやらなければならないミッションです。
自ら衰えてきたと感じる時は、後世にその決断は託しましょう。
いつすべて自分でやってしまわなくたっていいのです。
近頃、断捨離が流行っていますが、何を捨ててに何を残すべきなのか。
あなたは本当にわかっているでしょうか。
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